ビノス貝の特徴
味わいは濃厚でコクがあり旨味が豊かであることが特徴です。
特に北海道登別産のものは海の栄養が豊富なため味わいが一層深みを増しています。
外観は貝殻の表面に褐色で細かい放射状の筋が入っているのが特徴です。
肉厚な貝身が特徴で大きなものだと10cm超えるものもあります。
栄養価
低カロリーでありながらたんぱく質やミネラルが豊富で栄養価が高いことが特徴です。
また、DHAやEPAといった健康に良い成分も含まれています。
ビノス貝の味は、独特の甘みがありやや塩味も感じられます。
また、磯の香りがあり煮物や酒蒸し焼き貝など様々な調理方法で食べられます。
ただし、ビノス貝は生息環境によって味が異なることがあります。
また、漁獲後に適切な加工をしないと生臭みや苦味が出ることがあります。
そのため、新鮮なものを選び正しい調理法で調理することが重要です。
なお、ビノス貝は二枚貝の中でも比較的大型で肉厚な部分が多いため食べごたえがあります。
また、低脂肪で高たんぱくな食材でもありますのでヘルシーな食材としても人気があります。
ビノス貝は、様々な調理方法で美味しく食べることができます。
以下に代表的な調理方法を紹介します。
味噌汁
ビノス貝の味噌汁は貝の旨味が溶け出しやさしい味わいが特徴です。
作り方
【材料】 ・ビノス貝:4-5個 ・水:500ml ・昆布:5cm四方 ・鰹節:10g ・味噌:大さじ1-2 ・ネギ:適量
【作り方】
ビノス貝は、水洗いして砂や泥を落とします。
鍋に水、昆布、鰹節を入れ、弱火で約10分間煮出します。鰹節を取り出しておきます。
ビノス貝を加え、貝が開くまで約3分間煮ます。
鍋から昆布を取り出します。
鰹節を細かく削り鍋に入れます。
味噌を溶いて、鍋に加えます。
火を止め、最後に薬味のネギを加えて完成です。
砂抜きのやり方
暗所で3%の塩水に1時間つける
塩水の作り方は水1.5リットルに45グラムの塩を入れると大体3%の塩水ができます
ビノス貝の味噌汁は貝のうまみと鰹節のだしの香りが調和してとても美味しいです。
また、貝の殻のまま出汁に入れることで貝の風味をより引き立たせることができます。
冬には身体が温まる優しい味わいの汁物であるため是非一度お試しください
他にもビノス貝には美味しい食べ方がたくさん!
酒蒸し
ビノス貝を蒸して日本酒やみりん醤油などで味付けした酒蒸し。
貝の旨味が凝縮され食感もふっくらとしたものになります。
焼き貝
ビノス貝をバターやガーリック、チーズなどと一緒に焼いて香ばしく仕上げる方法。
オーブンやグリルで焼くと貝が開いて中の身がふんわりと焼きあがります。
パスタ
ビノス貝をトマトソースや白ワインソースなどのパスタソースに入れて、パスタと一緒に煮込むと濃厚でコクのあるパスタができあがります。
また、ニンニクや唐辛子を効かせたシンプルなガーリックオイルパスタにもよく合います。
貝茶漬け
ビノス貝を茶碗に盛り、お茶漬けのようにご飯と一緒に食べる方法です。
貝汁とご飯が混ざり合いあっさりとした味わいが特徴です。
貝茶漬け用のダシを使うことでより深い味わいが楽しめます。
貝のから揚げ
ビノス貝の身を衣をつけて揚げたものです。
衣と貝の旨味が絶妙なバランスでマッチしてサクサクとした食感が楽しめます。
マヨネーズやタルタルソースなどと一緒に食べるとより美味しくなります。
お好み焼き
ビノス貝をお好み焼きに入れて焼く方法です。
貝のうまみが加わりさらにボリューム感も増します。
ソースやマヨネーズ、青のりなどをかけて食べるとより美味しくなります。
貝のピザ
ビノス貝をピザのトッピングとして使う方法です。
貝の身を薄くスライスしてのせるか貝全体を使うかは好みで
トマトソースやチーズとの相性が良くクリーミーな味わいが楽しめます。
以上のようにビノス貝は様々な食べ方も楽しめます。 調理方法によっては、ビノス貝のうまみが失われてしまうことがあるため、適切な調理法で調理することが大切です。
登別市では主にホッキ漁で混獲されていて流通量は少ないのですが、自然豊かで栄養の豊富な海で漁獲されたビノス貝は風味がよく味には定評があります
是非見かけたらご賞味ください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
やってみる🥰